福島原発事故の検証と環境放射能汚染
B5判 192頁 / 森田 昌敏(日本環境化学会会長)責任編集
定価 ¥2,200 (税抜き)別途送料
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NPO法人環境測定品質管理センターが中心となり日本環境化学会,日本放射能安全学会その他多くの学会の協力で開催された3回に及ぶ環境放射能セミナー講演者による,福島原発事故の検証と環境放射能の状況,さらに対策をめぐる最新事情の集大成。
付録:「全国放射能汚染検査機関一覧&放射能汚染検査機関ガイド2011」
目次
はじめに
本書を読むに当たって
第1部 原発事故はどのようにして起こり,どのように広がっていったのか?
第1章 福島第一原子力発電所事故とその後の状況
京都大学原子炉実験所原子力基礎工学研究部門 宇根﨑 博 信
第2章 環境放射能モニタリングに反映された原発事故
その1.陸域
高エネルギー加速器研究機構放射線科学センター 桝本 和義
その2. 海洋
(独)放射線医学総合研究所放射線防護研究センター 青野 辰雄
第3章 福島第一原発で何が起こったのか
~科学ジャーナリストの目からみた福島原発事故~
淑徳大学(元毎日新聞) 横山 裕道
第4章 原発事故に関する情報をどう読み解くか
~放射線,放射能のモニタリングデータを中心に~
東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻 森口 祐一
第5章 福島原子力発電所事故の現状から未来都市の建設に向けて
日本環境化学会 森田 昌敏
2部 放射能の基礎知識,そして放射能汚染の回復に向けて
第6章 放射能の健康への影響
~放射線のヒト細胞・組織に与える障害~
広島大学原爆放射線医科学研究所 鈴木 文男
第7章 放射能の健康への影響
上智大学理工学部物質生命理工学科 廣瀬 勝己
第8章 放射能の環境調査
愛媛大学農学部環境産業科学研究室 渡邊 功
第9章 食品の放射能分析の実際
(財)日本食品分析センター多摩研究所衛生化学部 野村 孝一
第10章 市街地土壌汚染のリスクとその後の対策について
京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻 米田 稔
第11章 強度汚染現場調査での防護
東洋紡績(株)機能材事業本部特需グループ 高橋 裕
あとがき
参考コラム